邪馬台国の考古学 : 魏志東夷伝が語る世界

東潮 著

九州説か畿内説か。『三国志』東夷伝倭人条(「魏志倭人伝」)の解釈から、数多くの議論がなされてきた邪馬台国論争。本書では、まずこの東夷伝がそもそもどんな天下観で記されたものかをはじめて解明。従来の「解釈」に決定的な楔を打つとともに、3世紀東夷諸国の境域・王都・墳墓・遺物などと邪馬台国との関連を考古学的に論証。卑弥呼=箸墓古墳説の補強、難升米=黒塚古墳の新説を展開し、東夷伝の新たな世界を描く。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 魏志東夷伝と天下観念
  • 第2章 東夷伝の国々-その王都と境域
  • 第3章 洛陽・帯方郡・倭
  • 第4章 韓の辰王と倭の卑弥呼-月支国・狗耶韓国・邪馬台国
  • 第5章 帯方郡から万二千余里-邪馬台国へ
  • 第6章 邪馬台国への道-洛陽から万七千余里
  • 第7章 倭国王と邪馬台国王-邪馬台国に存在した二系列の王
  • 第8章 巨大前方後円墳と東アジアの王陵

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 邪馬台国の考古学 : 魏志東夷伝が語る世界
著作者等 東 潮
書名ヨミ ヤマタイコク ノ コウコガク : ギシ トウイデン ガ カタル セカイ
シリーズ名 魏志倭人伝 503
角川選書 503
出版元 角川学芸 : 角川グループパブリッシング
刊行年月 2012.3
ページ数 253p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-04-703503-4
NCID BB08792107
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全国書誌番号
22084126
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言語 日本語
出版国 日本
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