定本物語消費論

大塚英志 著

1980年代の終わりに、子供たちは「ビックリマンチョコレート」のシールを集め、「人面犬」などの都市伝説に熱狂した。それは、消費者が商品の作り手が作り出した物語に満足できず、消費者自らの手で物語を作り上げる時代の予兆であった。1989年に於ける「大きな物語」の終焉を出発点に、読者が自分たちが消費する物語を自分たちで捏造する時代の到来を予見した幻の消費社会論。新たに「都市伝説論」を加えて、待望の文庫化!巻末に'80年代サブカルチャー年表を付ける

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 物語消費論ノート
  • 2 複製される物語
  • 3 消費される物語
  • 4 再生する物語
  • 短い終章 手塚治虫と物語の終わり
  • 補 都市伝説論

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 定本物語消費論
著作者等 大塚 英志
書名ヨミ テイホン モノガタリ ショウヒ ロン
書名別名 物語消費論
シリーズ名 角川文庫
出版元 角川書店
刊行年月 2001.10
ページ数 342p
大きさ 15cm
ISBN 4044191107
NCID BA54729533
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全国書誌番号
20222019
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言語 日本語
出版国 日本
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