占領期の朝日新聞と戦争責任 : 村山長挙と緒方竹虎

今西光男 著

敗戦後、戦時体制により保障されていた新聞経営の安定は吹き飛んだ。占領期、新聞は戦争責任が問われ、GHQによる報道統制、公職追放、プレスコード、レッドパージ、朝鮮戦争…様々な嵐が新聞界に吹き荒れる。「資本」側の村山、正力、「経営」を代表する緒方たち。朝日の「十月革命」、GHQが介入した読売の労働争議、経営陣を選んだ毎日の従業員選挙など、新聞社は組合や資本との攻防のなかで、どう揺らぎ、現在に至ったのか。膨大な資料をもとに検証する。『新聞 資本と経営の昭和史』(朝日選書)の続編。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 「朝日内閣」と児玉誉士夫
  • 2 マッカーサーの顔色
  • 3 戦争責任と「十月革命」
  • 4 徳田球一が読売新聞を握った
  • 5 GHQ、社主家、三等重役、そして労働組合
  • 6 社主家の攻勢と「アサヒ・マン」
  • 7 公職追放と「フジヤマのトビウオ」
  • 8 朝鮮戦争と「ゾルゲ」の呪縛
  • 9 村山復辟で緒方去る
  • 終章 かかる時 君しあらばと

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 占領期の朝日新聞と戦争責任 : 村山長挙と緒方竹虎
著作者等 今西 光男
書名ヨミ センリョウキ ノ アサヒ シンブン ト センソウ セキニン : ムラヤマ ナガタカ ト オガタ タケトラ
シリーズ名 朝日選書 840
出版元 朝日新聞社
刊行年月 2008.3
ページ数 379, 10p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-02-259940-7
NCID BA85130245
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全国書誌番号
21393577
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言語 日本語
出版国 日本
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