物語の哲学

野家啓一 著

起源と目的をもつ「大文字の歴史」が終焉した後、歴史はいかにして可能かを問う。柳田国男の口承論、解釈学、ナラトロジー、科学史における歴史叙述などの成果を踏まえて物語り行為による歴史を追求し、小さな物語のネットワークとしての歴史の可能性を考察する。単行本を増補し、物語り論的歴史哲学を深化させた新編集版。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序 「歴史の終焉」と物語の復権
  • 第1章 「物語る」ということ-物語行為論序説
  • 第2章 物語と歴史のあいだ
  • 第3章 物語としての歴史-歴史哲学の可能性と不可能性
  • 第4章 物語の意味論のために
  • 第5章 物語と科学のあいだ
  • 第6章 時は流れない、それは積み重なる-歴史意識の積時性について
  • 第7章 物語り行為による世界制作

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 物語の哲学
著作者等 野家 啓一
書名ヨミ モノガタリ ノ テツガク
シリーズ名 岩波現代文庫 : 学術
出版元 岩波書店
刊行年月 2005.2
版表示 増補版
ページ数 374p
大きさ 15cm
ISBN 4006001398
NCID BA70877848
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
20745361
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想