本居宣長

子安宣邦 著

「日本とは何か」「日本人とは何か」が問われるとき、本居宣長が甦る。何ゆえに宣長は近代にたえず再生するのか。宣長畢生の大業『古事記伝』を徹底的に読み直した著者は、そこに日本をめぐる語りの原型があるからだと見る。近代日本の「神」の言説を強く呪縛してきた『古事記伝』の自己神聖化の言説を解体する衝撃的読解。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 なぜ宣長か、なぜ『古事記伝』か
  • 第1章 「始まり」の物語-『古事記伝』への道・一
  • 第2章 『直毘霊』と「皇国」像の形成-『古事記伝』への道・二
  • 第3章 美しき「口誦のエクリチュール」-『古事記伝』への道・三
  • 第4章 天地の「初め」の物語-『古事記伝』の世界・一
  • 第5章 神をめぐる言説-『古事記伝』の世界・二
  • 第6章 新たな「神代の再・語り」-『古事記伝』以後
  • 補章 「一神」と「多神」と-現代神道と「神の国」の再構成

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 本居宣長
著作者等 子安 宣邦
書名ヨミ モトオリ ノリナガ
シリーズ名 岩波現代文庫 : 学術
出版元 岩波書店
刊行年月 2001.7
ページ数 225p
大きさ 15cm
ISBN 4006000588
NCID BA52786310
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全国書誌番号
20193505
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
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