フランス国家とマイノリティ : 共生の「共和制モデル」

中野裕二 著

様々なマイノリティを抱えるフランスにおいて、どのような社会編成原理によって共生は可能であるかについて、フランス共和制を中心に考察した。タギエフの「人種主義論」、ビルンボームの「国家」論における課題を浮き彫りにしながら新たな共生理念としての「共和制モデル」を追究する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 フランス共和制と共生の問題
  • 第1章 コルシカとフランス共和制-「ジョックス法」と憲法院判決
  • 第2章 「フランス人であること」の多様性
  • 第3章 「新しい人種主義」の社会観と共和制
  • 第4章 フランス共和制の理論的位置
  • 第5章 「新共和主義」と「ポスト共和主義」
  • 第6章 ビルンボーム「国家」論の構造
  • 第7章 ビルンボーム「国家」論の特徴
  • 第8章 「共和制モデル」とフランス共和制
  • 終章 「ポスト共和主義」と「政治的なるもの」の変容

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 フランス国家とマイノリティ : 共生の「共和制モデル」
著作者等 中野 裕二
書名ヨミ フランス コッカ ト マイノリティ
シリーズ名 国際社会学叢書 ヨーロッパ編 1
出版元 国際書院
刊行年月 1996.12
ページ数 222p
大きさ 21cm
ISBN 4906319726
NCID BN15942871
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全国書誌番号
97051251
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言語 日本語
出版国 日本
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