ロシアの博物学者たち : ダーウィン進化論と相互扶助論

ダニエル・P.トーデス 著 ; 垂水雄二 訳

ダーウィン進化論の中心概念「自然淘汰」には、マルサスが『人口論』で説く「生存闘争」が隠喩となっている。19世紀半ば『種の起原』を読んだロシアの博物学者たちは、つぎつぎと、この隠喩としての「生存闘争」に抵抗を示し、マルサス抜きのダーウィニズムを唱えた。植物学者ベケトフ、生理学者メチニコフ、魚類学者のケッスラーも、地質学者のクロポトキンも、その研究実績やフィールドワークから闘争なき進化を証明し、むしろ進化の要因は生物の相互扶助にあると語る。革命前夜の気高きロシア科学精神の抬頭。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 ダーウィンの隠喩とロシアの読者
  • 第2章 マルサス、ダーウィン、およびロシアの社会思想
  • 第3章 ベケトフ、植物学、自然界の調和
  • 第4章 コルジンスキー、ステップ、突然発生の理論
  • 第5章 メチニコフ、ダーウィニズム、食作用説
  • 第6章 ケッスラーとロシアの相互扶助論の伝統
  • 第7章 クロポトキンの相互扶助論
  • 第8章 セヴェルツォフ、ティミリヤーゼフ、および古典的伝統

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 ロシアの博物学者たち : ダーウィン進化論と相互扶助論
著作者等 Todes, Daniel Philip
垂水 雄二
Todes Daniel P.
トーデス ダニエル・P.
書名ヨミ ロシア ノ ハクブツガクシャタチ
書名別名 Darwin without Malthus

Roshia no hakubutsugakushatachi
出版元 工作舎
刊行年月 1992.10
ページ数 407p
大きさ 22cm
ISBN 4875022050
NCID BN08322006
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全国書誌番号
93005532
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言語 日本語
原文言語 英語
出版国 日本
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