"におい"を測る、使う、造る人のための最新知識。"におい"に関して著者長年の研究を含めた内外のこれまでの研究成果を踏まえ、におい物質と嗅覚、これらの相互関係を、主に生態学、心理学、化学、生理学の4分野から解明しようとしたものである。とくに、基礎研究部分である"嗅覚の機序"に多くの紙数を割き、また研究結果の羅列は避け、その由来を明らかにするように配慮した。"嗅覚"研究者や"におい"利用技術者の方々、食品・医薬品・化粧品の開発や悪臭公害・医療・犯罪捜査関係に従事する方々、また、広く"におい"に関心のある方々の必読の好著。
「BOOKデータベース」より