玉響

時海結以 著

風が、囁いた。『来ル。運命ガ来ル。止マナイ荒ブ嵐ガ来ル』天が告げる不吉な報せに、マユラは空を振り仰ぐ。(禍言!大兄君に報らせなくっちゃ)季節外れの冷たい風が吹く野を、駆け出したその時。-運命に、出会った。まだ、人と精霊とが分かたれる以前。女神に仕える巫女マユラは、春の野で一人の少年と出会う。射抜くような強い眼差しをした少年-イメタテは、故郷を追われた民を率いて流浪の旅を続けていると言い、二人は僅かな時の中で心を通わせ合う。それが、荒ぶる嵐を呼び覚ますことになるとは、まだ知らぬまま-。風の囁きを聴く少女マユラ。神の剣に選ばれた少年イメタテ。二人の周りで交錯する幾つもの思惑は、やがて二人を、逃れられぬ悲しい運命へと導いていくが…。遙か古の世を舞台に繰り広げられる、幻想叙事詩。

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 玉響
著作者等 時海 結以
書名ヨミ タマユラ
シリーズ名 富士見ミステリー文庫
出版元 富士見書房
刊行年月 2005.1
ページ数 310p
大きさ 15cm
ISBN 4829162899
全国書誌番号
20727330
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言語 日本語
出版国 日本
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