<みやび>異説 : 『源氏物語』という文化

吉井美弥子 編

王朝美の幻想。千年ものあいだ日本の文学や文化に大きな影響をあたえつづけた『源氏物語』とは何か…その享受と再生の様相に各時代の文化の反照をさぐり典雅なイメージを逸脱する。この物語の逆説と王朝的「みやび」の命脈を検証して日本文化の核心に迫る。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序にかえて 『源氏物語』という文化
  • 1 『源氏物語』のパラドクス-光源氏と「みやび」幻想・座談会(小嶋菜温子
  • 小林正明
  • 土方洋一
  • 吉井/美弥子)
  • 2 転倒した『狭衣物語』-鎌倉物語『苔の衣』と『始源』なるものへの指向
  • 3 源氏能とは何か-謡曲「半蔀」のドラマトゥルギー
  • 4 江戸の源氏絵-初期絵入本から浮世絵へ
  • 5 「物のあはれ」と勧善懲悪-宣長の『源氏物語』作中人物論
  • 6 わだつみの『源氏物語』-戦時下の受難
  • 7 「夢の浮橋」架橋考-谷崎から『源氏物語』へ

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 <みやび>異説 : 『源氏物語』という文化
著作者等 吉井 美弥子
土方 洋一
小林 正明
杉田 昌彦
河添 房江
田辺 昌子
足立 繭子
小嶋 菜温子
書名ヨミ ミヤビ イセツ : ゲンジ モノガタリ ト ユウ ブンカ
シリーズ名 源氏物語 3
叢書・文化学の越境 3
出版元 森話社 : 星雲社
刊行年月 1997.5
ページ数 258p
大きさ 20cm
ISBN 4795290660
全国書誌番号
98009950
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言語 日本語
出版国 日本
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