サラリーマンにとって役員への就任は大変喜ばしいことですが、経営上のトラブルによって損失が発生すれば、株主からの代表訴訟等により、個人的に損害賠償を求められることもあります。本書は、取締役が身につけておきたい法律知識として、新会社法に対応した「取締役の義務と責任」について重点的に解説しました。設問ごとに独立させた質疑応答形式による解説で、必要な部分だけ読めば理解できるように構成してあります。これから取締役に就任される方はもちろんのこと、すでに現職にある方にとっても座右の一冊です。
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