眼の隠喩

多木浩二 著

「見る」ことは、その時代の価値体系に常に拘束されている-。写真・カタログ・家具から超高層建築に到るまで、事物と空間に隈なく浸透する「視線」の隠喩の解明を通じて、想像力や思考と「視線」との不可分のダイナミズムを照射する。現代思想の最新成果を駆使し、今日の文化を根源的に捉え直す画期的視座

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 イメージの交通-象徴と地理的空間
  • 2 人形の家-理性と遊戯性/経験の空間性
  • 3 趣味のユートピア-カタログの両義性
  • 4 視線の政治学-眼の隠喩/視線の破砕
  • 5 ブルジョワジーの肖像-ある時代の神話
  • 6 測定する視線-十九世紀的「知」の断面
  • 7 王の寝台-権力の舞台
  • 8 椅子の身体論-儀礼と快楽
  • 9 メトロポリスの神話学-虚構としての視線

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 眼の隠喩
著作者等 多木 浩二
書名ヨミ メ ノ インユ : シセン ノ ゲンショウガク
書名別名 視線の現象学
出版元 青土社
刊行年月 2002.6
版表示 新版
ページ数 332p
大きさ 22cm
ISBN 4791759605
NCID BA57029265
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全国書誌番号
20363252
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言語 日本語
出版国 日本
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