抑うつの精神分析的アプローチ : 病理の理解と心理療法による援助の実際

松木邦裕, 賀来博光 編

本書では、「うつ病」と診断されうる病態は「抑うつ」の一部にすぎないことを明らかにし、真に「抑うつ」というこころの状態への対象関係論的な理解と治療を示す。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 視点(「抑うつ」についての理論)
  • 第2部 治療の実際(懲罰の恐怖と罪悪感-「罰が当たる」と怯える青年期女性での信仰と抑うつ
  • 抑うつと二重の喪失体験-罪悪感・エディプス葛藤・性徴不全
  • 悲しみをこころに置いておけないこと-抑うつ状態についての覚書
  • あるヒステリーにみる抑うつ
  • 迫害的な抑うつ、あるいは抑うつによる迫害-パーソナリティの病理構造体の働きとの関連から
  • 躁うつ病における同一化の交代-躁うつ病の精神分析的心理療法)
  • 第3部 コンテイニング(mourning workを抱える環境のマネージメント-管理医の役割
  • 抑うつ状態の看護-患者を抱える環境として、援助する人として)
  • 抑うつの研究史-精神分析的アプローチの役割をめぐって
  • 解題

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 抑うつの精神分析的アプローチ : 病理の理解と心理療法による援助の実際
著作者等 松木 邦裕
賀来 博光
書名ヨミ ヨクウツ ノ セイシン ブンセキテキ アプローチ : ビョウリ ノ リカイ ト シンリ リョウホウ ニ ヨル エンジョ ノ ジッサイ
シリーズ名 精神分析臨床シリーズ
出版元 金剛
刊行年月 2007.9
ページ数 261p
大きさ 22cm
ISBN 978-4-7724-0989-6
NCID BA83271304
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全国書誌番号
21295135
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言語 日本語
出版国 日本
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