香納諒一 著
不法侵入の通報を受けた海坂署の寺沢恒彦は、早朝、人気のない商店街へと駆けつけた。不法侵入者は、認知症を患う老女だった。新しい相棒・一ノ瀬明子と捜査を進めるうちに、老女には哀しい秘密が隠されていることが明らかになっていく。やがて現在と過去の殺人事件が複雑に絡み合って…。出世コースから外れた理由ありなふたりが、ささやかで愛しい「幸せ」と人間の尊厳を守るために難事件に挑む、著者渾身の長篇警察小説、遂に文庫化。
「BOOKデータベース」より
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