林京子の文学 : 戦争と核の時代を生きる

熊 芳【著】《ション ファン》

主要作品を読み解きながら、日本人の戦争・戦後責任、原爆と原発による加害と被害問題を考察した書き下ろし論稿。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 上海(戦争)体験(戦中生活の「光」と「影」-『ミッシェルの口紅』
  • 戦後上海再訪記-『上海』
  • 大人としての上海追体験-『予定時間』)
  • 第2章 「八月九日」の語り部(体験と記憶-『祭りの場』
  • 「傷もの」の有り様-『ギヤマンビードロ』
  • 「八月九日」を語る-『無きが如き』
  • 鎮魂の「紙碑」-『やすらかに今はねむり給え』)
  • 第3章 戦後を生きる被爆者(『三界の家』とは…
  • 結婚生活の"奥底"-『谷間』
  • もう一つの「鎮魂」-『長い時間をかけた人間の経験』)
  • 第4章 核の恐怖と人間の存在(被爆者は"人間"だけなのか-『トリニティからトリニティへ』
  • "反原発"へ-『収穫』
  • "再出発"の可能性-『希望』
  • 「フクシマ」後の報告-『再びルイへ』)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 林京子の文学 : 戦争と核の時代を生きる
著作者等 熊 芳
書名ヨミ ハヤシキョウコノブンガク : センソウトカクノジダイヲイキル
出版元 インパクト出版会
刊行年月 2018.1.31
ページ数 353p
大きさ 19cm(B6)
ISBN 978-4-7554-0283-8
NCID BB25505926
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言語 日本語
出版国 日本
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