松尾剛次 著
近年の考古学的成果を踏まえ、絵図と文献史料を中心に武家の首都・鎌倉の実像に迫る。本書はまず、将軍御所の移転と都市機能の変化との関係、中世鶴岡八幡宮などを考える。さらに、諸社寺の境内絵図から町並みや四境、鎌倉と新仏教との関係を探り、祇園会の賑わいを通じて町衆の姿などを明らかにし、これまで知られなかった中世都市鎌倉を再現する。
「BOOKデータベース」より
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