寺社と芸能の中世

安田次郎 著

寺院や神社の境内には、清澄で落ち着いた空気が流れている。仏堂や社殿など、多くの建築が歳月をへてしぶい色をみせていることも、あの特有の雰囲気をつくりだしているだろう。しかし、かつて寺社の境内は、もっとにぎやかで楽しい場所だったかもしれないのである。法会や祭礼の日はもちろん、そうでないときにも僧侶や神官たちはしばしば田楽・延年・猿楽などの芸能を楽しんだ。多くの芸能者たちが寺社に出入りし、僧や神官、美しく装った稚児たちが芸能を鑑賞し、みずから演じてもいた。中世の寺社は、劇場でもあった。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 寺社・もうひとつの中世社会
  • 1 田楽・邪気払いの呪法(永長の大田楽
  • 武家と田楽 ほか)
  • 2 延年・僧と稚児の競演(遐齢延年
  • 開会式と音楽会 ほか)
  • 3 猿楽・四座と寺社の葛藤(田楽から猿楽へ
  • 室町時代の薪猿楽 ほか)
  • 中世への回路

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 寺社と芸能の中世
著作者等 安田 次郎
書名ヨミ ジシャ ト ゲイノウ ノ チュウセイ
シリーズ名 日本史リブレット 80
出版元 山川出版社
刊行年月 2009.4
ページ数 91p
大きさ 21cm
ISBN 978-4-634-54692-9
NCID BA89828892
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全国書誌番号
21593169
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言語 日本語
出版国 日本
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