エルンスト・カッシーラー 著 ; 中埜肇 訳
宗教と哲学と文学と政治思想という広範な諸領域にわたって、ルター以降ヘーゲルまでのドイツ精神の歴史的展開を叙述する。ドイツ民族の精神的確信であり文化の中枢である宗教(プロテスタンティズム)と哲学と文学との本質をその根源にまで遡って追求し、浅薄なショーヴィニズムに陥ることなく、世界精神史というスコープの中でこれに徹底した反省を加え、16世紀から19世紀に至るそれの諸現象形態を「自由」と「形式」という二つのカテゴリーの相関関係として精緻に分析して見せた。
「BOOKデータベース」より
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