スピンはめぐる : 成熟期の量子力学

朝永振一郎 著 ; 江沢洋 注

スピンの概念は紆余曲折の末に理論的に焦点を結び、相対論化され、量子力学の射程を大きく伸ばした。それは荷電スピンの概念につながり、人知が原子核の内側へ踏み込むことを可能にしたのである。その過程で、「アクロバットのよう」なディラックの思考、つぎつぎと問題の鍵を見いだす「パウリの正攻法」、現象論的な類推から本質に辿り着く「ハイゼンベルク一流の類推法」など、さまざまな個性の頭脳が自然の謎と格闘する。本書はそんな「興奮の時代」と呼ばれた量子力学の成熟過程を、近体験する旅である。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 夜明け前
  • 電子スピンとトーマス因子
  • パウリのスピン理論とディラック理論
  • 陽子のスピン
  • スピン同士の相互作用
  • パウリ‐ワイスコップとユカワ粒子
  • ベクトルでもテンソルでもない量
  • 素粒子のスピンと統計
  • 発見の年"1932年"
  • 核力と荷電スピン
  • 再びトーマス因子について
  • 最終講義

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 スピンはめぐる : 成熟期の量子力学
著作者等 朝永 振一郎
江沢 洋
書名ヨミ スピン ワ メグル : セイジュクキ ノ リョウシ リキガク
書名別名 Supin wa meguru
出版元 みすず書房
刊行年月 2008.6
版表示 新版.
ページ数 284, 59p
大きさ 22cm
ISBN 978-4-622-07369-7
NCID BA8618041X
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全国書誌番号
21448736
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
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