海老坂武 著
近年、クレオール性、ポストコロニアリズムというステージで、ことさらファノンに光があてられている。が、そもそもファノンの思想は、ネグリチュード‐黒人性を脱し、肌の色を越えた「人間」の立場へ向かおうとすることから始まったのではなかったか。終章「ファノンと現代」を新たに書きあらため、21世紀の世界の中で、いわゆる暴力論をも含めたファノンの思想全体をみつめなおした決定版。
「BOOKデータベース」より
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