フリーマン・ダイソン 著 ; 伏見康治 ほか共訳
数限りない戦争を経験してきた人類は、逆説的には、教訓を引き出すべき貴重な過去をもっているとも言える。核戦争の脅威を前にして、私たちは歴史から何が学べるか、何を学ぶべきか。アメリカの創造的な理論物理学者ダイソンは、人類の歴史の中からさまざまな寓話を拾い、その教訓に照らしつつ、核兵器に対する人類の対応を探る。SDI論議を一つの焦点として核兵器問題への関心が高まる中で、政治的に二分された議論をかみ合わせ、論争を実りあるものにするための示唆的な問題提起である。
「BOOKデータベース」より
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