核兵器と人間

フリーマン・ダイソン 著 ; 伏見康治 ほか共訳

数限りない戦争を経験してきた人類は、逆説的には、教訓を引き出すべき貴重な過去をもっているとも言える。核戦争の脅威を前にして、私たちは歴史から何が学べるか、何を学ぶべきか。アメリカの創造的な理論物理学者ダイソンは、人類の歴史の中からさまざまな寓話を拾い、その教訓に照らしつつ、核兵器に対する人類の対応を探る。SDI論議を一つの焦点として核兵器問題への関心が高まる中で、政治的に二分された議論をかみ合わせ、論争を実りあるものにするための示唆的な問題提起である。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 設問(違った考えが出会うための準備
  • 生存の可能性の問題)
  • 第2部 道具(軍備競争の矛盾
  • ダビデと巨人ゴリアテ
  • スター・ウォーズ)
  • 第3部 人々(科学者と詩人
  • 学者軍人
  • 将軍たち
  • 外交家
  • 平和主義者)
  • 第4部 考え(行き詰まることの重要性
  • 考えを探る
  • 確証破壊
  • 核戦争を戦う
  • 一方的軍縮)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 核兵器と人間
著作者等 Dyson, Freeman J
伏見 康治
ダイソン フリーマン
書名ヨミ カク ヘイキ ト ニンゲン
書名別名 Weapons and hope
出版元 みすず書房
刊行年月 1986.11
ページ数 438, 24p
大きさ 20cm
ISBN 4622016397
NCID BN00835801
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全国書誌番号
87009761
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言語 日本語
原文言語 英語
出版国 日本
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