真理と正当化

ユルゲン・ハーバーマス [著] ; 三島憲一, 大竹弘二, 木前利秋, 鈴木直 訳

哲学の限界を超えて。ローティ、ブランダム、パトナム、ヘーゲル、カントなどを言語論的カント主義の流れをくむプラグマティズム的認識実在論において論じ、ドイツ観念論を分析哲学の用語で書き換え、英米系の分析哲学と、大陸系の政治哲学や社会哲学という大きな二つの流れが架橋可能であることを明快に示す。哲学史を刷新し、理論と実践の関係に、新たな展望をもたらす。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 語用論的転回後の実在論
  • 第1部 解釈学から形式語用論へ(解釈学的哲学と分析哲学-言語論的転回のふたつの相互補完的バージョンについて
  • 相互了解の合理性-コミュニケーション的合理性という概念に関するスピーチアクト理論からの解説)
  • 第2部 間主観性と客観性(カントからヘーゲルへ-ロバート・ブランダムの言語語用論
  • 脱超越論化の道-カントからヘーゲルへ、そしてヘーゲルからカントへ)
  • 第3部 ディスクルスと生活世界における真理(真理と正当化-リチャード・ローティの語用論的転回
  • 価値と規範-ヒラリー・パトナムのカント的プラグマティズムへの注釈
  • 「正当性」対「真理」-道徳的な判断と規範が当為として妥当することの意味について)
  • 第4部 哲学の限界(再び、理論と実践の関係について)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 真理と正当化
著作者等 Habermas, Jürgen
三島 憲一
大竹 弘二
木前 利秋
鈴木 直
Habermas J¨urgen
ハーバーマス ユルゲン
書名ヨミ シンリ ト セイトウカ : テツガク ロンブンシュウ
書名別名 WAHRHEIT UND RECHTFERTIGUNG

哲学論文集
シリーズ名 叢書・ウニベルシタス 1044
出版元 法政大学出版局
刊行年月 2016.6
ページ数 463,4p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-588-01044-6
NCID BB21532610
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全国書誌番号
22821468
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言語 日本語
原文言語 ドイツ語
出版国 日本

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