松本賢吾 著
三河吉田藩士の父を持つ梢竜四郎は、十七歳のとき訳あって兄嫁を斬り、「生きて苦しめ」という兄の呪詛の言葉を背に出奔した。七年後、田沼意次が老中となった明和九年の江戸で、豪商の娘志穂が狼藉を受けているのを救ったことから、竜四郎の運命が動き始める。富士の裾野で矢の如く流れる星を切り会得した"流星返し"の豪剣が炸裂。書き下ろしハードボイルド時代小説の真骨頂。
「BOOKデータベース」より
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