こんなに面白かった「百人一首」

吉海直人 監修

「百人一首」に詠まれているのは、今に通じる人の思い。美しい桜に感動したり、出世できずに嘆いたり、浮気な恋人を恨んだり…。そこに詠み人の"思い"を感じれば、難しい勉強などしなくても、和歌に親しむことができるのだ。本書では、歌の成立背景から詠み人の人となりまで、「百人一首」を味わうためのポイントを紹介。楽しみながら、古典をぐっと身近に感じられる一冊。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 秋の田のかりほの庵の苫をあらみわが衣手は露に濡れつつ
  • 春過ぎて夏来にけらし白妙の衣ほすてふ天の香具山
  • あしびきの山鳥の尾のしだり尾の長々し夜をひとりかもねむ
  • 田子の浦にうち出でてみれば白妙の富士の高嶺に雪は降りつつ
  • 奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の声聞くときぞ秋は悲しき
  • 鵲の渡せる橋におく霜の白きを見れば夜ぞ更けにける
  • 天の原振りさけ見れば春日なる三笠の山に出でし月かも
  • わが庵は都のたつみしかぞ住む世をうぢ山と人はいふなり
  • 花の色は移りにけりないたづらにわが身世にふるながめせしまに
  • これやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬも逢坂の関〔ほか〕

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 こんなに面白かった「百人一首」
著作者等 吉海 直人
書名ヨミ コンナニ オモシロカッタ ヒャクニン イッシュ
シリーズ名 百人一首 よ25-1
PHP文庫 よ25-1
出版元 PHP研究所
刊行年月 2010.4
ページ数 285p
大きさ 15cm
ISBN 978-4-569-67420-9
NCID BB02823092
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
21744113
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言語 日本語
出版国 日本
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