須賀敦子 著
記憶の中のミラノには、いまもあの霧が静かに流れている-。ミラノをはじめ、各地で出会った多くの人々を通して、イタリアで暮した遠い日々を追想し、人、町、文学とのふれあいと、言葉にならぬため息をつづる追憶のエッセイ。講談社エッセイ賞、女流文学賞受賞。
「BOOKデータベース」より
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