万葉の秀歌

中西進 著

宮廷の貴族が、秘めた愛や篤き友情を詠み交わした「相聞歌」。防人が異国の地で望郷の想いをうたった「防人歌」。農民が戯れに紡いだユーモアあふれる「東歌」。古えの日本の心を豊かに伝えてきた『万葉集』全4500余首より珠玉の252首をセレクト。万葉研究の第一人者があらゆる地域、階層の万葉人の心に寄り添い、歌に隠された数々のドラマや四季折々の日本の風景に想いを馳せながら、丁寧に味わい、深く読み解く。巻一から二十まで順を追って辿り、それぞれの巻の歴史的背景や、用語などの基礎知識を学びつつ鑑賞できる『万葉集』解説の決定版。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 籠もよ/み籠持ち(雄略天皇)
  • 大和には/群山あれど(舒明天皇)
  • やすみしし/わご大君の(間人老)
  • たまきはる宇智の大野に(同)
  • 秋の野のみ草刈り葺き(額田王)
  • 熟田津に船乗りせむと(同)
  • 冬ごもり/春さり来れば(同)
  • あかねさす紫野行き(同)
  • 紫草のにほへる妹を(天武天皇)
  • 春過ぎて夏来るらし(持統天皇)〔ほか〕

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 万葉の秀歌
著作者等 中西 進
書名ヨミ マンヨウ ノ シュウカ
シリーズ名 万葉集 ナ21-1
ちくま学芸文庫 ナ21-1
出版元 筑摩書房
刊行年月 2012.7
ページ数 542p
大きさ 15cm
ISBN 978-4-480-09457-5
NCID BB09684052
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全国書誌番号
22142084
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言語 日本語
出版国 日本
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