言海

大槻文彦 著

近代的なスタイルの国語辞典の第1号『言海』は、「読める辞書」としても絶大なる人気を誇ってきた。語釈には「堂々めぐり」がほとんどなく、意味の本質に迫るキリッとした名文づくし。とりわけ動物・植物・鉱物などの語釈がシブい。ユーモアすら漂う。明治時代の俗語もまじり、方言などの注記もある。用例も豊富で、古典のアンソロジーのような一面も。巻頭の「語法指南」は日本最初の近代的な文法書として愛用された。明治のことばの辞典として、また古語辞典としても役に立つ。国語辞典として使うための詳しい解説つき。縮刷版(明治37年)の内容をそのままの大きさで覆製。

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 言海
著作者等 大槻 文彦
書名ヨミ ゲンカイ
シリーズ名 ちくま学芸文庫
出版元 筑摩書房
刊行年月 2004.4
ページ数 1349p
大きさ 15cm
ISBN 4480088547
NCID BA66661415
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
20590073
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想