カミとヒトの解剖学

養老孟司 著

感動するのは「心」か「脳」か。魂はなぜ生じたのか。「死ぬ瞬間」はあるのか。脳死とはどういうことか。死体が不気味なのはなぜか。身体は空の器か。墓とは何か。魑魅魍魎の正体は?宗教と科学と信仰の関係は?脳の問題は、機能すなわち心として見れば経典に戻り、構造すなわち脳として見れば自然科学に戻る。-宗教とヒト、とくに脳と宗教との関係を軸に、『唯脳論』の考えを多くの主題に応用して展開し、従来の宗教観を一変させる養老「ヒト学」の最高傑作。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 臨床宗教(宗教体験と脳
  • 「鰯の頭」と合理性 ほか)
  • 2 「死」の解剖学(死ぬという瞬間はない
  • 脳の死とはどういう現象か ほか)
  • 3 霊魂の解剖学(現代の魑魅魍魎
  • 霊魂の「根性」 ほか)
  • 4 臨床仏教(経典の解剖学
  • 浄土の見方 ほか)
  • 5 隠された身体(禅の身体論
  • 身体という禁忌 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 カミとヒトの解剖学
著作者等 養老 孟司
書名ヨミ カミ ト ヒト ノ カイボウガク
シリーズ名 ちくま学芸文庫
出版元 筑摩書房
刊行年月 2002.1
ページ数 340p
大きさ 15cm
ISBN 4480086749
NCID BA55164190
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全国書誌番号
20259071
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言語 日本語
出版国 日本
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