明かしえぬ共同体

モーリス・ブランショ 著 ; 西谷修 訳

共産主義を鼓舞しながら、その裏切りや挫折のうちに潰えていったものは何だったのか?今世紀を貫く政治的文学的体験における「共同体」をめぐる思考を根底から問い直し、「共に存在する」ことの裸形の相に肉薄する。それはいっさいの社会的関係の外でこそ生きられる出来事であり、そこで分かち合われるのは逆説的にも複数の生の「絶対的分離」である。ハイデガーの「共存在」を換骨奪胎し、バタイユの共同体の試みやデュラスの愛の作品、そして「六八年五月」の意味を問いながら、「共同体の企て」やその政治化の厄々しい倒錯を照らし出し、「共同体」を開放系へと転じる20世紀のオルフェウス、ブランショの思想的遺言ともいうべき書。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 否定的共同体
  • 2 恋人たちの共同体
  • 訳註
  • ブランショと共同体-あとがきに代えて
  • 付録(遺産なき共産主義
  • ビラ・ステッカー・パンフレット)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 明かしえぬ共同体
著作者等 Blanchot, Maurice
西谷 修
ブランショ モーリス
書名ヨミ アカシエヌ キョウドウタイ
書名別名 La communauté inavouable
シリーズ名 ちくま学芸文庫
出版元 筑摩書房
刊行年月 1997.6
ページ数 252p
大きさ 15cm
ISBN 4480083510
NCID BA31385854
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全国書誌番号
98024116
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
原文言語 フランス語
出版国 日本
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