教養としての大学受験国語

石原千秋 著

高校・大学生の学力低下が社会的に問題になっているが、憂うべきなのは知識量の低下よりも、自ら考えるための思考力の低下である。大学受験国語は、限られた条件の下での出題とはいえ、高校の「国語」よりもはるかにバラエティに富む。心ある出題者が、思考の最前線に幾分かでも触れてほしいと願っているからだ。数ある受験問題の中から良問のみを厳選した本書は、たくまずして現代思想のすぐれたアンソロジーとなった。それらを解いてゆくことで、受験生、大学生、ひいては社会人にも、思考力が身につく、明快な一冊。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 たった一つの方法
  • 第1章 世界を覆うシステム-近代
  • 第2章 あれかこれか-二元論
  • 第3章 視線の戯れ-自己
  • 第4章 鏡だけが知っている-身体
  • 第5章 彼らには自分の顔が見えない-大衆
  • 第6章 その価値は誰が決めるのか-情報
  • 第7章 引き裂かれた言葉-日本社会
  • 第8章 吉里吉里人になろう-国民国家

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 教養としての大学受験国語
著作者等 石原 千秋
書名ヨミ キョウヨウ ト シテノ ダイガク ジュケン コクゴ
シリーズ名 ちくま新書
出版元 筑摩書房
刊行年月 2000.7
ページ数 302p
大きさ 18cm
ISBN 4480058532
NCID BA47525442
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全国書誌番号
20090882
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言語 日本語
出版国 日本
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