相撲、国技となる

風見明 著

明治四十二年開館、鉄筋構造ドーム屋根、東洋一の大きさの国技館は、従来の相撲場が直前に木材を組んで作り、興行が終わればすぐ取り壊す掛小屋だったことを考えると、革新的なものであった。しかし、国技館設立の目的は相撲場の改革だけではなく、相撲道の改革にもあった。相撲を品位あるものとし、真のプロスポーツにすることを目指したもので、投げ祝儀の禁止、力士の羽織袴での場所入り、行司の烏帽子直垂着用、幟・積樽の廃止、東西対抗制導入などはこの一環であった。これらの改革なくして、名実共に国技の地位を得るのは難しかったと言える。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 相撲禁止論から天覧相撲へ-明治初めの起死回生
  • 第2章 回向院の掛け小屋興行-雨天につき本日休業
  • 第3章 常設館設立へ-このままでは外国人に見せられない
  • 第4章 ドーム屋根の国技館誕生-開館場所は連日大入り
  • 第5章 風紀を正す-品格あるプロスポーツをめざして
  • 第6章 力士同盟、新橋倶楽部にこもる-報酬制度の改革
  • 第7章 千秋楽の熱気-東西対抗制が闘争心を高揚
  • 第8章 時代にあった番付に-十両の増員と行司の完全年功序列化

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 相撲、国技となる
著作者等 風見 明
書名ヨミ スモウ コクギ ト ナル
書名別名 Sumo kokugi to naru
出版元 大修館書店
刊行年月 2002.9
ページ数 229p
大きさ 20cm
ISBN 4469265020
NCID BA58744018
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全国書誌番号
20323279
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言語 日本語
出版国 日本
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