居酒屋の戦後史

橋本健二 [著]

人々がどんな場所で、どんな酒を飲むか。それらはその時代の社会のあり方を、色濃く反映する。家庭でビールを飲み、行きつけの店でウイスキーのボトルをキープする。そんな姿はいつごろ定着したか。また、戦後のヤミ市からチェーン居酒屋の勃興に至るまで、居酒屋の形態はどのように変わってきたか。そこには「一億総中流」と言われるまでの、日本社会の歩みが反映されているのだ。そして今、再び格差社会が訪れ、酒の飲み方にも影響を及ぼしている。戦後七〇年を経て、「酒と居酒屋」という一風変わった視点から、日本社会の変遷を振り返る。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 ヤミ市から生まれた戦後居酒屋
  • 第2章 文士と酒の戦中・戦後
  • 第3章 戦後復興と酒
  • 第4章 高度成長期の酒と居酒屋
  • 第5章 地酒ブームと名酒居酒屋の発展
  • 第6章 格差拡大と「酒格差社会」

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 居酒屋の戦後史
著作者等 橋本 健二
書名ヨミ イザカヤ ノ センゴシ
シリーズ名 祥伝社新書 450
出版元 祥伝社
刊行年月 2015.12
ページ数 270p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-396-11450-3
NCID BB20189330
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全国書誌番号
22664618
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言語 日本語
出版国 日本
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