教育という病

内田良 著

私たちが「善きもの」と信じている「教育」は本当に安心・安全なのだろうか?学校教育の問題は、「善さ」を追い求めることによって、その裏側に潜むリスクが忘れられてしまうこと、そのリスクを乗り越えたことを必要以上に「すばらしい」ことと捉えてしまうことによって起きている!巨大化する組体操、家族幻想を抱いたままの2分の1成人式、教員の過重な負担…今まで見て見ぬふりをされてきた「教育リスク」をエビデンスを用いて指摘し、子どもや先生が脅かされた教育の実態を明らかにする。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 リスクと向き合うために-エビデンス・ベースド・アプローチ
  • 第1章 巨大化する組体操-感動や一体感が見えなくさせるもの
  • 第2章 「2分の1成人式」と家族幻想-家庭に踏み込む学校教育
  • 第3章 運動部活動における「体罰」と「事故」-スポーツ指導のあり方を問う
  • 第4章 部活動顧問の過重負担-教員のQOLを考える
  • 第5章 柔道界が動いた-死亡事故ゼロへの道のり
  • 終章 市民社会における教育リスク

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 教育という病
著作者等 内田 良
書名ヨミ キョウイク ト イウ ヤマイ : コドモ ト センセイ オ クルシメル キョウイク リスク
書名別名 子どもと先生を苦しめる「教育リスク」
シリーズ名 光文社新書 760
出版元 光文社
刊行年月 2015.6
ページ数 258p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-334-03863-2
NCID BB18865433
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全国書誌番号
22609203
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言語 日本語
出版国 日本
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