アウトサイダー・アート : 現代美術が忘れた「芸術」

服部正 著

「アウトサイダー・アート」とは、精神病患者や幻視家など、正規の美術教育を受けていない独学自修の作り手たちによる作品を指す。20世紀初頭にヨーロッパの精神科医たちによって「発見」されたこの芸術は、パウル・クレー、マックス・エルンスト等の前衛芸術家たちにも多大な影響を与えた。戦後には、フランスの画家ジャン・デュビュッフェがヨーロッパ各地から作品を収集し、それを「アール・ブリュット(生の芸術)」と呼んで賞賛したことから「価値」が高まった。近年、日本でもそれらの作品への関心が急速に高まりつつある中、モダン・アートが置き忘れてきた「もうひとつのアート」の魅力に迫る。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 アウトサイダー・アートとは何か
  • 第2章 ヨーロッパ前衛芸術家たちによる賞賛
  • 第3章 アウトサイダー・アートの「発見」
  • 第4章 日本のアウトサイダー・アート
  • 第5章 未知の領域
  • 第6章 描かずにはいられないから描く-五つの展示室から

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 アウトサイダー・アート : 現代美術が忘れた「芸術」
著作者等 服部 正
書名ヨミ アウトサイダー アート : ゲンダイ ビジュツ ガ ワスレタ ゲイジュツ
書名別名 Autosaida ato
シリーズ名 光文社新書
出版元 光文社
刊行年月 2003.9
ページ数 237p
大きさ 18cm
ISBN 4334032141
NCID BA63659632
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
20470697
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想