〈シリーズ〉日本文学の展望を拓く  4

小峯和明 監修

人びとの関心を喚起する未知の学域は、なお豊かに存在する。日本文学とその研究がこれまでに担ってきた領域、これから創造していく可能性をもつ領域とは何か。人文学としての文学が人間社会に果たしうる役割に関して、より豊かな議論を成り立たせるには、これからどうしていけばよいのか。日本文学の窓の向こうに広がるものの総体を捉えようとするシリーズ第4巻。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 総論-往還と越境の文学史にむけて
  • 第1部 文学史の領域("環境文学"構想論
  • 古典的公共圏の成立時期 ほか)
  • 第2部 和漢の才知と文学の交響(紫式部の内なる文学史-「女の才」を問う
  • 『浜松中納言物語』を読む-思い出すこと、忘れないことをめぐって ほか)
  • 第3部 都市と地域の文化的時空(演戯することば、受肉することば-古代都市平安京の「都市表象史」を構想する
  • 近江地方の羽衣伝説考 ほか)
  • 第4部 文化学としての日本文学(反復と臨場-物語を体験すること
  • ホメロスから見た中世日本の『平家物語』-叙事詩の語用論的な機能へ ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 〈シリーズ〉日本文学の展望を拓く
著作者等 宮腰 直人
小峯 和明
書名ヨミ シリーズ ニホン ブンガク ノ テンボウ オ ヒラク
書名別名 文学史の時空
巻冊次 4
出版元 笠間書院
刊行年月 2017.11
ページ数 460p
大きさ 22cm
ISBN 978-4-305-70884-7
NCID BB24814991
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全国書誌番号
22981425
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言語 日本語
出版国 日本

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