平安中期物語文学研究

中嶋尚 著

本書では、物語文学誕生の基盤を整理し、長編への胎動を見せるいくつかの要素の存在を考えてみた。次に、その具体的な展開として、うつほ物語と源氏物語とについて、取り分け前者では構造・成立の視点から、後者では人物造型の視点から、長編形成のありようを探ってみたのである。また併せて両物語についての、前記の視点を補う数編の論考と、更に両長編以後の物語文学の位相を考察する二編を、付編とした。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 物語序説
  • 2 うつほ物語論
  • 3 うつほ物語から源氏物語へ
  • 4 源氏物語論

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 平安中期物語文学研究
著作者等 中嶋 尚
書名ヨミ ヘイアン チュウキ モノガタリ ブンガク ケンキュウ
シリーズ名 笠間叢書 298
出版元 笠間書院
刊行年月 1996.9
ページ数 372, 4p
大きさ 22cm
ISBN 4305102986
NCID BN15306699
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
97045652
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想