どちらでもいい

クリストフ アゴタ【著】<Kristof Agota>;堀 茂樹【訳】

もはや来ることのない列車を待ち続ける老人の狂気と悲しみを描く「北部行きの列車」。まだ見ぬ家族から初めて手紙をもらった孤児の落胆を綴る「郵便受け」。まるで著者自身の無関心を象徴するかのような表題作「どちらでもいい」ほかに加えて、『悪童日記』へのつながりを思わせる単行本未収録の初期短篇「マティアス、きみは何処にいるのか?」を収録。沈黙をつづける著者の絶望と喪失感が色濃く刻まれた、異色の掌篇集。

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 どちらでもいい
著作者等 Kristof, Agota
堀 茂樹
クリストフ アゴタ
書名ヨミ ドチラデモイイ
シリーズ名 ハヤカワepi文庫
出版元 早川書房
刊行年月 2008.5.15
ページ数 191p
大きさ 15cm(A6)
ISBN 978-4-15-120049-6
NCID BA86900279
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言語 日本語
原文言語 フランス語
出版国 日本

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