小田内隆 著
ヨーロッパ世界を禍々しく彩る正統と異端の物語。正統と異端の対立というドラマの外部、スポットライトから離れた歴史の薄暗がりに目を向け、中世ヨーロッパ社会の深層にある矛盾や葛藤に光を投げかける。古代末期のグノーシス主義から、中世のカタリ派、ワルド派、聖霊派とベガンをへて、中世末期のフスやジャンヌ・ダルクまで歴史の闇に葬られた異端者たちの声に耳を傾け、ヨーロッパ世界の成り立ちを問い直す渾身の力作。
「BOOKデータベース」より
[目次]
情報を取得できませんでした。
件が連想されています
ページトップへ