異端者たちの中世ヨーロッパ

小田内隆 著

ヨーロッパ世界を禍々しく彩る正統と異端の物語。正統と異端の対立というドラマの外部、スポットライトから離れた歴史の薄暗がりに目を向け、中世ヨーロッパ社会の深層にある矛盾や葛藤に光を投げかける。古代末期のグノーシス主義から、中世のカタリ派、ワルド派、聖霊派とベガンをへて、中世末期のフスやジャンヌ・ダルクまで歴史の闇に葬られた異端者たちの声に耳を傾け、ヨーロッパ世界の成り立ちを問い直す渾身の力作。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 異端からのまなざし
  • 第1章 正統と異端の地平
  • 第2章 「身体」をめぐる抗争-カタリ派二元論
  • 第3章 「言葉」をめぐる抗争-ワルド派
  • 第4章 「富と権力」をめぐる抗争-フランチェスコ会聖霊派とベガン
  • 第5章 キリストのための戦い
  • 終章 権力の歴史へ

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 異端者たちの中世ヨーロッパ
著作者等 小田内 隆
書名ヨミ イタンシャタチ ノ チュウセイ ヨーロッパ
シリーズ名 NHKブックス 1165
出版元 日本放送出版協会
刊行年月 2010.9
ページ数 334p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-14-091165-5
NCID BB03332653
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
21900229
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想