院政 : もうひとつの天皇制

美川圭 著

院政とはすでに譲位した上皇(院)による執政をいう。平安後期には白河・鳥羽・後白河の三上皇が百年余りにわたって専権を振るい、鎌倉初期には後鳥羽上皇が幕府と対峙した。承久の乱の敗北後、朝廷の地位は低下したが、院政自体は、変質しながらも江戸末期まで存続する。退位した天皇が権力を握れたのはなぜか。その権力構造はどのようなものであったか。律令制成立期から南北朝期まで、壮大なスケールで日本政治史を活写する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 摂関期までの上皇
  • 第2章 院政の開始
  • 第3章 院政の構造
  • 第4章 白河院政から鳥羽院政へ
  • 第5章 保元・平治の乱から後白河院政へ
  • 第6章 後白河院政と武家政権
  • 第7章 後鳥羽院政と承久の乱
  • 第8章 鎌倉後期の院政

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 院政 : もうひとつの天皇制
著作者等 美川 圭
書名ヨミ インセイ : モウ ヒトツ ノ テンノウセイ
シリーズ名 中公新書
出版元 中央公論新社
刊行年月 2006.10
ページ数 270p
大きさ 18cm
ISBN 4121018672
NCID BA7886220X
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全国書誌番号
21152795
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言語 日本語
出版国 日本
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