戸矢理衣奈 著
大正から昭和にかけて、町の薬局にすぎなかった「東京新橋資生堂」を、国際的な化粧品メーカー「東京銀座資生堂」に育てあげたのは、創業者の三男で初代社長の福原信三(1883‐1948)だ。丸の内の台頭で寂れつつあった銀座の復興に奔走し、また一流の写真家としても活躍した異能の経営者は、自らの美学をいかに貫き、全国津々浦々に西洋の風をもたらしたか。
「BOOKデータベース」より
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