一九九一年一〇月、子宮ガンが完治したばかりの母親が「パーキンソン病」に冒された…。日本テレビで、世界陸上、横浜国際女子駅伝の中継など、アナウンサーとして第一戦で活躍していた著者は、それ以来実家の仙台と東京を往復しながら、母親の介護に追われる日々を過ごすようになる。在宅介護か、施設に入れるのか?管理職としての仕事をとるのか、母親の介護に専念するのか?本書は多くの悩みを抱え、アナウンサーとしての激務をこなしながら、七年間にわたって母親の看病に奔走したキャリアウーマンの介護奮戦記である。
「BOOKデータベース」より