20世紀後半を核の時代に変えたA‐Bomb(原子爆弾)の最初の爆発地点、米国ニューメキシコ州のトリニティから広島、長崎、そして「予定地」小倉、原爆の誕生地ロスアラモスまで、「投下国」アメリカのジャーナリストと「被爆国」日本のカメラマンが共同取材した異色のフォト・エッセイ。共に戦後1954年生まれの二人が、国境を、太平洋を越えてたどる、『過去と未来への旅』。同じ年生まれのベテランによる会心の翻訳で送る書き下ろし。今なお続く核の時代に、特に若い人たちに読んでほしい一冊。
「BOOKデータベース」より