鬼と鹿と宮沢賢治

門屋光昭 著

賢治が生まれ育った岩手県は、民俗芸能の宝庫だ。鬼剣舞や鹿踊り、チャグチャグ馬コなどの民俗芸能・祭礼行事が今もさかんにおこなわれ、多くの伝説や昔話が語り伝えられている。それらは、賢治が描いた童話や詩のなかに、いろいろな形で影響をあたえている。本書は、鹿踏りや隠し念仏、さらに『遠野物語』の佐々木喜善との交流など、民俗学の視点から宮沢賢治の世界を読み解いてみせる。イーハトーブ(岩手)に生きた天才詩人の、原風景となった風土からの斬新な報告である。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 イーハトーブ・ふぉくろあ事始め
  • 第2章 蝦夷の末裔、賢治が鬼神を招く
  • 第3章 法華経と庶民信仰とのはざまで
  • 第4章 賢治と隠し念仏
  • 第5章 賢治と啄木とチャグチャグ馬コ
  • 第6章 佐々木喜善と賢治

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 鬼と鹿と宮沢賢治
著作者等 門屋 光昭
書名ヨミ オニ ト シカ ト ミヤザワ ケンジ
シリーズ名 集英社新書
出版元 集英社
刊行年月 2000.6
ページ数 254p
大きさ 18cm
ISBN 4087200388
NCID BA47059328
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全国書誌番号
20128539
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言語 日本語
出版国 日本
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