英語の帝国

平田雅博 著

「グローバル社会への対応」と称し、多くの親が幼児を英語塾に通わせる-。こうした「英語熱」は、どんな歴史を経てもたらされたのか。五世紀頃にイングランドに出現した言語が、中世にはブリテン諸島に広がり、近代にはインドやアフリカをはじめ、世界を覆うまでの「英語の歴史」。立身のために子どもへの英語教育を熱望したウェールズの親たち、アイルランド人のナショナリズムと英語への抵抗、アフリカでのキリスト教と一体化した「英語帝国主義」。そして、日本の英語教育の始まりと、森有礼の「日本語廃止論」の真相を解明する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 「英語の帝国」とは何か
  • 第1章 「英語は文明への道である」-ウェールズのイングランド化
  • 第2章 ハイランドとローランドの「野蛮」-スコットランドの協調
  • 第3章 最初の「植民地英語」-アイルランドの抵抗
  • 第4章 ブリテン諸島から帝国へ-インドの英語教育
  • 第5章 キリスト教の大義と「共通語」-アフリカでの「英語帝国主義」
  • 第6章 「膨張する円」の中の日本
  • 終章 過去を見据えて未来を展望する

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 英語の帝国
著作者等 平田 雅博
書名ヨミ エイゴ ノ テイコク : アル シマグニ ノ ゲンゴ ノ センゴヒャクネンシ
書名別名 ある島国の言語の1500年史
シリーズ名 講談社選書メチエ 633
出版元 講談社
刊行年月 2016.9
ページ数 270p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-06-258636-8
NCID BB22016242
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
22793247
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想