二次大戦下の「アメリカ民主主義」 : 総力戦の中の自由

上杉忍 著

「勝利か、自由か」。空前の総力戦が究極の選択を迫る。肥大する国家権力、抑圧される市民の自由-「自由の国」はこのジレンマにいかに対処したか。一一万余の日系人抑留、アメリカのアキレス腱=人種問題など、総動員体制下の民主主義の暗部に光を当て、非常時の自由主義社会をケーススタディする。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 「新しいアメリカニズム」と市民の自由(「新しいアメリカニズム」の形成
  • 参戦過程と戦時中の市民的自由の抑圧)
  • 第2章 日系人の強制収容とかれらの「忠誠」(パールハーバー奇襲攻撃と日本人社会の混乱
  • 大統領行政命令9066号への道 ほか)
  • 第3章 アメリカのディレンマ-総力戦体制下の黒人差別(戦争の到来とアメリカ黒人
  • 平等な参加を求める運動 ほか)
  • 第4章 戦後を見通した新たな模索-「赤狩り」の嵐を前に(黒人運動と政府の方向転換
  • 日系人の動員と強制収容の終結 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 二次大戦下の「アメリカ民主主義」 : 総力戦の中の自由
著作者等 上杉 忍
書名ヨミ ニジ タイセンカ ノ アメリカ ミンシュ シュギ : ソウリョクセン ノ ナカ ノ ジユウ
シリーズ名 講談社選書メチエ 198
出版元 講談社
刊行年月 2000.11
ページ数 238p
大きさ 19cm
ISBN 4062581981
NCID BA4921106X
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全国書誌番号
20132045
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言語 日本語
出版国 日本
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