プルートピア

ケイト・ブラウン 著 ; 髙山祥子 訳

"プルートピア"は「特異なユートピア」である。アメリカはワシントン州東部のリッチランドに、ロシアはウラル山脈南部のオジョルスクに、プルトニウムの街・原子力村としての"プルートピア"をつくりだした。本書は、東西冷戦という境界を越え、プルトニウムが米ソを結びつけて「歪んだ理想郷」を生みだした経緯に注目する。インタビューと膨大な公文書記録をもとに、チェルノブイリ、福島と繰り返されてきた惨劇の源泉を掘り下げる。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 アメリカ西部の核最前線-閉ざされた空間(ミスター・マサイアス、ワシントン州に行く
  • 逃げ去る労働力 ほか)
  • 第2部 ソ連の労働者階級の原子力(発禁処分
  • グラークと爆弾 ほか)
  • 第3部 プルトニウムの惨事(危機管理をする
  • 傷つきながら歩く ほか)
  • 第4部 プルトニウムのカーテンを取り去る(プルトニウムをポートフォリオの株式に
  • 帰ってきたチェルノブイリ ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 プルートピア
著作者等 Brown, Kate
高山 祥子
ブラウン ケイト
書名ヨミ プルートピア : ゲンシリョクムラ ガ ウミダス ヒゲキ ノ レンサ
書名別名 PLUTOPIA

原子力村が生みだす悲劇の連鎖
出版元 講談社
刊行年月 2016.7
ページ数 508p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-06-219999-5
NCID BB21861306
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全国書誌番号
22777153
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言語 日本語
原文言語 英語
出版国 日本
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