首塚の上のアドバルーン

後藤明生 著

マンションの十四階から語り手は、開発によって次第に変化する遠景の中にこんもりとした丘を見つけ、それが地名の由来となった馬加氏の首塚と知る。以来テーマはひたすら首塚の探索となり、新田義貞の首塚から、さらに『太平記』『平家物語』のすさまじい首級合戦へとアミダクジ式につながり、時空を越えて展開する。第四十回芸術選奨文部大臣賞受賞作。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • ピラミッドトーク
  • 黄色い箱
  • 変化する風景
  • 『瀧口入道』異聞
  • 『平家』の首
  • 分身
  • 首塚の上のアドバルーン

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 首塚の上のアドバルーン
著作者等 後藤 明生
書名ヨミ クビズカ ノ ウエ ノ アドバルーン
シリーズ名 講談社文芸文庫
出版元 講談社
刊行年月 1999.10
ページ数 247p
大きさ 15cm
ISBN 4061976834
NCID BA43491407
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全国書誌番号
20008837
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本

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