小泉仰 著
『自由論』で知られる19世紀のイギリス功利主義思想家ジョン・スチュアート・ミル。本書はミルの生涯をたどりながら、ベンタムやカーライルら当時のヨーロッパの代表的知識人との多彩な交流を通じて、ミルがその思想をいかに形成・発展させていたかを探り、また彼の思想を倫理学的視点から考察することによって、ミルの自由主義が功利主原理の枠内にあることを明らかにした。彼の十余の著作の抄訳と解説をも付した画期的書き下ろし。
「BOOKデータベース」より
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