「言海」を読む

今野真二 著

明治24年に完成した『言海』は、日本初の近代的国語辞典といわれる。五十音順の配列を採り入れたことでも知られ、漢語と和語とに使う活字を変えるなど、細部にわたって編纂者・大槻文彦のこだわりがみられる。大槻は、何を目指していたのか。『言海』に収録されたことばと夏目漱石、北原白秋らの文学作品を対照しながら、"日本普通語ノ辞書"『言海』の魅力と明治の日本語の姿を活き活きと描き出す。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 大槻文彦と『言海』
  • 第2章 『言海』の特徴
  • 第3章 見出し項目と語釈から『言海』をよむ
  • 第4章 明治の日本語と『言海』
  • 第5章 『言海』をライバル視した山田美妙『日本大辞書』
  • 終章 『言海』の評価

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 「言海」を読む
著作者等 今野 真二
書名ヨミ ゲンカイ オ ヨム : コトバ ノ ウミ ト メイジ ノ ニホンゴ
書名別名 ことばの海と明治の日本語
シリーズ名 言海 542
角川選書 542
出版元 KADOKAWA
刊行年月 2014.6
ページ数 190p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-04-703542-3
NCID BB1591418X
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全国書誌番号
22437401
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言語 日本語
出版国 日本
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