哲学は資本主義を変えられるか

竹田青嗣 [著]

大量生産、大量消費、大量廃棄を特徴とする現行の資本主義は、格差の拡大、資源と環境の限界を生んだ。この矛盾を克服する手がかりは、近代社会の根本理念を作った、ホッブス、ルソー、ヘーゲルの近代哲学にある。国家=権力の廃絶ではなく、人民権力=市民国家を成立させることで、万人の人間的「自由」を実現する。今、これをいかに国家間へ、世界規模の原理へと拡大できるかを、哲学的観点からわかりやすく考察する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 哲学の基本方法
  • 第2章 近代社会の基本理念
  • 第3章 近代国家の本質
  • 第4章 社会批判の根拠
  • 第5章 人間的「自由」の本質
  • 終章 希望の原理はあるか

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 哲学は資本主義を変えられるか
著作者等 竹田 青嗣
書名ヨミ テツガク ワ シホン シュギ オ カエラレルカ : ヘーゲル テツガク サイコウ
書名別名 ヘーゲル哲学再考
シリーズ名 角川ソフィア文庫 G113-1
出版元 KADOKAWA
刊行年月 2016.5
ページ数 295p
大きさ 15cm
ISBN 978-4-04-400136-0
NCID BB21473759
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全国書誌番号
22733039
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言語 日本語
出版国 日本
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